高知県で生まれ日本国籍を持つ男性 パレスチナ自治区で暮らす家族の日本への避難を濵田知事に協力を求める【高知】(RKC高知放送)
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高知県南国市生まれで日本国籍を持つ男性が、パレスチナ自治区ガザの南部ラファで暮らす家族の日本への避難にむけて濵田高知県知事に協力を求めました。

県庁で濵田知事と面会したのはモハメド・アルダフディーさん22歳です。

モハメドさんは父ジアードさんが高知医科大学、現在の高知大学医学部に留学中の2002年に生まれ、日本国籍を取得。現在はUAE=アラブ首長国連邦の大学に留学しています。

イスラエルとイスラム組織「ハマス」との戦闘が始まって半年。ガザ南部ラファで暮らすモハメドさんの両親やきょうだいを高知に避難させることができないかと県内の支援団体の協力で4月8日に高知入りしたもので、濵田知事に協力を求めました。

濵田知事は「条件が整って家族が一緒に高知で生活できるようなれば応援したい」と応えていました。

知事との面会の後、モハメドさんが向かったのは高知城です。

こちらは満開のサクラの下に立つ当時1歳のモハメドさん。今も大切にしている写真のひとつで、高知城かどうかは記憶にないそうですが、モハメドさんにとってサクラが咲くところは家族で過ごした大切な思い出の場所になっています。

家族全員が避難できるかどうか現在、外務省に相談しているということで、モハメドさんは今年12月にUAEの大学を卒業したあと、高知に来て日本語の勉強をしながら家族が再開できる日を待ちます。