名古屋大学の川合伸幸教授らの研究グループは、怒りを抑制する方法を新たに発見した。原因を書いた紙をゴミ箱に捨てたり、シュレッダー
できざんだりすることが効果的だという。9日付けのオンライン科学誌「ネイチャー・パブリッシング」に掲載されている。

怒りは暴力を生み出し、人間関係の破壊にもつながる。そうした感情と上手く付き合うためのトレーニングに「アンガーマネジメント」がある。
多くの人が実践しているが、これは実験や事実に基づいた手法ではない。

研究では怒りの度合を点数に表す「怒り得点」を構築。いくつかの行動の後に、アンケートを行ってその得点を調べた。それによると、怒りを
感じた状況を紙に書き、丸めて捨てる。または、シュレッダーで裁断することで

https://bunkyodezi.com/research/10814/