米ノースウェスタン大学などに所属する研究者らが発表した論文「A wireless, implantable bioelectronic system for monitoring urinary bladder function following surgical recovery」は、膀胱機能を継続的にモニタリングできるワイヤレスな埋め込み型デバイスを提案した研究報告である。
柔軟性があり、バッテリーフリーの埋め込み型デバイスは、膀胱壁に取り付けられ、膀胱の充満度を検知する。リアルタイムでスマートフォンアプリにデータを無線送信し、ユーザーや医師が膀胱の状態を監視できるようになっている。
デバイスは複数のセンサー(ひずみゲージなど)で構成しており、膀胱の膨張と収縮に伴うひずみを測定する。膀胱が膨らむほどひずみが大きくなり、膀胱が空になるとひずみが解消される仕組みだ。センサーがさまざまなレベルのひずみを検出すると、内蔵のBluetooth技術を使ってスマートフォンやタブレットにデータを送信する。
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https://news.yahoo.co.jp/articles/7831a96f4f3bc7548d6697b35b6469f299a0f385