超売れっ子の人気女性声優の「X(旧Twitter)アカウント乗っ取り」が発端となり、現在SNS上の話題をさらっている“ドヤコンガ”騒動。女性声優・水瀬いのり(28)がハンドルネーム“ドヤコンガ”を名乗りネットでライバル女性声優たちに対する煽り投稿を繰り返していたのでは?という疑惑だが、まさに「事実は小説より奇なり」を地で行くかのごときアニメ声優業界の“怪事件”にネット民は興味津々という状況となっている。



そんな中にあって月刊総合誌『文藝春秋』は10日発売の5月号で、「『私は学歴詐称工作に加担してしまった』小池百合子都知事 元側近の爆弾告発」なる記事を掲載。



小池氏に対する「学歴詐称の爆弾告発」は、都民はもちろんのこと日本中の関心が極めて高かったことは、Googleトレンドからも見て取ることができる。

しかし、である。通常であれば大炎上間違いなしの「小池氏学歴詐称疑惑」が、ある“スピン報道”でかき消されてしまったのだ。そう、それは他でもない“ドヤコンガ”騒動だ。

10日午前7時の時点では小池氏を示す「青線」が大きく伸びているが同日12時には“ドヤコンガ”の「赤線」が逆転。このグラフからは、小池氏の窮地を“ドヤコンガ”が身を挺して守っていることが見て取れる。さらにグラフ下部の「地方で比較した内訳」に目をやると、小池氏が知事を務める東京都においても、“ドヤコンガ”が圧倒的に優勢となっていることが分かる。

“ドヤコンガ”騒動は、7月に知事選を迎える都民、そして政治全般に不信を持つ国民の目を小池氏のスキャンダルから逸らすための身代わり、すなわちスケープゴート(人身御供)だったというのだろうか。

「小池氏学歴詐称疑惑」のスピン報道の可能性が指摘されている“ドヤコンガ”騒動。スピン報道とは、政権与党や有力政治家に浮上した重大な問題から世間の注意を逸らすためになされる、主に芸能ゴシップを大きく取り上げる手法で、これまでに何度も行われてきている。前出の50代男性ライターはこう話す。

「確たる証拠はありませんが、小池都知事のあれだけの疑惑が炎上を免れているわけですから、その現象だけをみれば“ドヤコンガ”騒動が都知事を救っているのは事実ですよね。ドヤコンガが都知事の人身御供になったとでも言いましょうか。ドヤコンガの“政治利用”と言って差し支えないかもしれません」

「“ドヤコンガ”騒動は、実はかなり前からネットで話題となっていました。それを有名インフルエンサーの滝沢ガレソさんが取り上げたタイミングが10日の朝10時と、あまりにも遅いんです。これはいろいろと怪しいという声も上がっています」

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