最低時給が2000円越えした「賃金上がりすぎ」イギリスで起こっていること

イギリスでは4月より、最低時給※が前年から9.8%増加し、11.44ポンドになった(図表1)。
折からの円安ということもあるが、日本円に換算すると、1ポンドが190円程度だから、ついに「イギリスの最低時給は2000円を超えた」ことになる。

フルタイムで働いた場合、年間1800ポンド相当(約34万2000円)の賃上げとなる。従来は23歳以上が適用対象だったが、21歳以上に対象年齢が引き下がった。この恩恵を受けるイギリスの労働者は270万人以上となるようだ。

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