「常陸/ひたち」読めない人多数 茨城県ブランドに思わぬ壁

和牛の「常陸牛」など、旧国名を冠した産品のブランド化に取り組む茨城県が、思わぬ壁にぶつかった。「常陸」が読めない人が多い-。
県がインターネットで行った全国アンケートで、20~30代の約半数が正しく読めていないことが判明。関係者に激震が走った。

アンケートは昨年12月に実施、調査会社を通じて300人から回答を集めた。その結果、20代では57%、30代では43%が「じょうりく」「ときわ」などと読み間違えた。正解は「ひたち」だ。

常陸牛を取り扱う精肉店「肉のイイジマ」(水戸市)の飯島充社長は「お客さんから正しく読まれていないな、という実感はあった」と苦笑した。

https://www.daily.co.jp/society/human_interest/2024/04/17/0017551126.shtml

「常陸牛」を販売する精肉店「肉のイイジマ」=3月、水戸市
https://i.daily.jp/society/human_interest/2024/04/17/Images/17551129.jpg