トヨタ、堤工場第1ラインを18日から稼働再開 プリウスは当面生産停止を継続

トヨタ自動車は4月17日、稼働を停止している堤工場(愛知県豊田市)の第1ラインについて、18日から生産を再開すると明らかにした。稼働を止めていた要因として、同ラインで生産する「プリウス」の後席ドアハンドルで基準不適合箇所が発覚し、同日リコールの届け出を行った。そのため、同ラインでは「カローラ」のみ生産を再開し、「プリウス」については当面生産停止を継続する。

プリウスの後席ドアは電気式ラッチを採用するが、スイッチ部分の防水性能が不十分であったために洗車など大量に水をかけると内部に水が浸入し、最悪の場合、走行中に後席ドアが開く可能性があると言う。上田裕之渉外広報本部長は、記者団の取材に応じ「不正ではなく設計上の品質の問題」と述べた。

同日、トヨタはプリウスのリコールを届け出た。対策部品の準備が整うまで当面生産を行わない。
工場出荷済みで納車待ちの顧客には暫定的にヒューズを外した状態で納車を行う。受注も対策品が整うまで停止する。
https://news.yahoo.co.jp/articles/780791c07b8b0f5a21f2c033ebe34584c7fb762a

トヨタ、プリウス世界で21万台リコール-
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-04-17/SC2NBMT1UM0W00?srnd=cojp-v2