https://news.yahoo.co.jp/articles/679c375d8ffe4ab0c699cc8893896b9063100f64

 13年続く奈良の「天平祭」が大幅縮小されます。

 奈良時代の天皇や貴族に扮した一行が練り歩きます。当時の文化を再現する奈良の天平祭。平城京周辺の歴史を知ってもらおうと2011年から開催されています。

 奈良県は事業費として毎年1億円あまりを負担していましたが、山下真知事は「認知度が低く費用もかさむ」などとして、今年度の事業費の負担を廃止すると発表しました。これを受けて天平祭実行委員会は、例年通りの祭りを開催できないとして、委員会の解散を発表しました。

 (平城京天平祭実行委員会 朝廣佳子委員長)「本当に残念だなと思う。天平行列だけは残したいというのを市長にお願いをしまして、奈良市からは補助金を出していただけるということになりました」

 奈良時代の装束をまとって歩く天平行列のみは、奈良市の支援を受けて、5月3日に規模を200人から35人に縮小して開催するということです。