「イチゴ戦国時代」到来、世界の半分は日本がルーツ!?王国が考えるヒットの条件とは 各地で次々に生まれる新品種、開発者は権利保護のため無断栽培を警戒
2024/04/18

Published
2024/04/18 10:00 (JST)

滋賀県農業技術振興センターで栽培されている同県オリジナル品種のイチゴ「みおしずく」=3月、近江八幡市

 冬から春にかけ、スーパーや青果店の店頭を華やかに彩るイチゴ。さまざまな品種が並び、目移りしそうだが、それもそのはず。農林水産省によると、日本国内では約300種もあり、世界全体の品種の半分以上が日本ルーツとの説もある。国内では、生産者の高齢化や後継者不足などから収穫量や作付面積は減少傾向だが、各都道府県などが品種改良に取り組み、新品種が続々誕生。まさに群雄割拠の「イチゴ戦国時代」の様相だ。(共同通信社=板井和也)

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