https://www.ktv.jp/news/feature/240306-muzai/

殺人罪で服役し、「再審」の裁判で無罪が確定した滋賀県の女性が、捜査機関の責任を追及する裁判を起こし、7日から関係者の証人尋問が始まった。

滋賀県の湖東記念病院の看護助手だった西山美香さん(44)は、入院患者を殺害したとして、12年間服役したが、やり直しの裁判で事件の存在そのものが否定され、無罪が確定した。

やり直しの刑事裁判では「取調べを行った滋賀県警の警察官が西山さんを不当に誘導し、うその自白を引き起こした」と認定していて、西山さんは国と滋賀県を相手取り民事裁判を起こした。

提訴から3年以上が経過する中、7日から関係者の証人尋問が始まった。

■滋賀県警の“不正”を追及 検察官「捜査資料見たことない」
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