https://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20240419/1000103927.html
住宅の窓やベランダから子どもが転落する事故が1年のうちで5月にもっとも多く発生していることが東京消防庁のまとめでわかりました。
換気のために窓を開けることが多くなるためとみられ、東京消防庁は対策を紹介する動画を新たに作り、注意を呼びかけています。

東京消防庁のまとめによりますと、去年までの5年間に都内で起きた5歳以下の子どもの転落事故はあわせて65件で、8割以上がマンションなどの住宅の窓からの転落でした。
月別で見ると、5月が最多の19件と全体のおよそ30%を占めていて、次いで10月が9件と、換気のために窓を開けることが多くなる時期に増える傾向があるということです。
年齢別では、1歳が19件と最も多く、次いで、4歳が15件、3歳が14件でした。
東京消防庁は、事故の事例と対策を紹介するアニメの動画を新たに作り、子どもがベランダに出られないよう二重に鍵をかけることやベランダや窓の近くに足場となるようなものは置かないことなどを呼びかけています。