みんなで撮った写真を見ながら「顔が小さくていいね!」と現地の友達に伝えると、「小さいってどういうこと?」「いつもと変わらなけど?」「そんなこと言わないで!」と、伝えたい気持ちをまったく理解してもらえなかったことがあります。

後々知ったのですが、じつは顔が小さいことは、「脳が小さい」「頭が悪い」と解釈され、誉め言葉には使わないようです。日本では「小顔メイク」「小顔テクニック」などの言葉も行き交いますが、海外で顔の大きさの話題はタブーかもしれません。

「鼻が高くていいね」も通用しない
絵にかいたような鼻筋の通った人に出会うと、私は思わず「鼻が高くていいね!」と、言ってしまうのですが、「高いって?」「どこのこと?」「鼻はみんなこういう形でしょ?」と、この表現も通じませんでした。

鼻については、日本のように「高い」「低い」という概念がなく、比べる対象としたら「大きい」「小さい」になるようです。逆に、「アジアの人たちの鼻は小さくてかわいい」と言われたことがあります。そして、一部の国では鼻を削る手術が人気とも聞いて驚きました。

https://news.yahoo.co.jp/articles/553d3f6228fe700917c824a5c16e1702e45c3fdb