イオシス各店とオンラインストアでは、シャオミの2023年10月発売「Redmi 12 5G」(au版SIMフリー XIG03)の未使用品が、税込16,800円で販売開始しました。

Snapdragon 4 Gen 2なのでハイエンド機ではないものの、6.8インチ2.5kディスプレイにおサイフ・防水対応、デュアルSIMに5,000mAhバッテリーと、大半の用途には十分な基本性能を備えた高コスパ機です。

これで16,800円は格安でしょう。
https://daily-gadget.net/2024/04/21/post-70936/

Snapdragon 4 Gen 2とは、2023年6月に Qualcommが発表したSoCです。

Snapdragon 4 Gen 1のマイナーチェンジであり、性能はほぼ据え置きで、バッテリー長持ち、省電力になったものです。

日本ではSnapdragon 4 Gen 1がほとんど流通しなかったので実質的にSnapdragon 480 5Gの後続製品という位置づけになります。

Snapdragon 480と比べると、まずCPUの性能が上がり、一方でGPUの性能が下げられています。 トータルでは似たような性能です。

接続できるメモリにLPDDR5 (3200MHz)が加わった関係でAntutuベンチマークだと1.8倍近い爆速な数字を叩き出しますが、実際に原神などのゲームなどを動かしてみれば何も違いがないことがわかります。メモリだけでなくSoC全体に負荷を掛けた場合にLPDDR5の性能を引き出すほどの性能はありません。あくまで部材の調達に余裕をもたせただけという感じです。

また、こんなローエンドなSoCでWi-Fi 6なんて不要なのでバッサリ削除されています。ぶっちゃけこれに限らず一般人の9割はWi-Fi 5で困らないと思います。体感できない性能のためにバッテリーの持ちが悪くなるのはアホらしいですからね。

モデムがSnapdragon X61に進化しています。通信速度などは従来と変わりませんが、高周波数帯でハンドオーバーなどにより通信が途切れる時間が短くなりました。5Gでブチブチ切れる問題が若干改善しています。

なお、バッテリーの持ちは格段に良くなっているようです。
https://monobook.org/wiki/Snapdragon_4_Gen_2