東京株式(大引け)=370円高、半導体株安も全体の9割が上昇
市況
2024年4月22日 15時53分

22日の東京株式市場は半導体関連株が売られたもののその他の銘柄が全面高に買われる地合いとなり、日経平均株価は1%の上昇で切り返す展開となった。

大引けの日経平均株価は前営業日比370円26銭高の3万7438円61銭と反発。プライム市場の売買高概算は17億828万株、売買代金概算は4兆3070億円。

値上がり銘柄数は1470、対して値下がり銘柄数は161、変わらずは21銘柄だった。

きょうの東京市場は朝方からリバウンド狙いの買い戻しが優勢となった。

特に半導体銘柄の下げが顕著でフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)は4%を超える急落となった。

これを受けてきょうの東京市場でも半導体主力株が軒並み売り込まれる展開となったが、それ以外の銘柄がほぼ全面高に買われ、日経平均を押し上げる異色の地合いとなった。

ディスコ<6146>、東京エレクトロン<8035>、アドバンテスト<6857>、SCREENホールディングス<7735>など半導体製造装置の主力株の下げが目立つ。

東京精密<7729>、TOWA<6315>、日本マイクロニクス<6871>なども安い。

ソフトバンクグループ<9984>が軟調、さくらインターネット<3778>も大きく値を下げた。

https://s.kabutan.jp/news/n202404220853/