(東京中央社)台北駐日経済文化代表処の謝長廷(しゃちょうてい)代表(大使に相当)は21日、東京・代々木公園で行われたLGBTQなど性的少数者の存在を社会に広めるイベント「東京レインボープライド2024」に参加し、各国の駐日大使らと共にステージ上であいさつした。
台湾で同性婚が法制化されて以降、同性婚を支持する人々の割合が上がったとし、台湾で成功できたのだから日本でも成功できるはずだと述べ、参加者から拍手を浴びた。

謝氏は米国のラーム・エマニュエル駐日大使や英国のジュリア・ロングボトム駐日大使らと登壇。
台湾はアジアで唯一同性婚が合法化されている国だとした上で、現在、台湾では婚姻の多様性や愛の多様性は尊重される重要な人権の一つになっていると語った。

イベントは20、21日の2日間にわたり開催。台湾の民間団体や財団法人が共同で「チーム台湾」のブースを出展した他、21日に行われたパレードでは、台湾の伝統人形芸能「布袋戯」(ポテヒ)の舞台を再現したフロート(山車)が登場した。
https://japan.focustaiwan.tw/society/202404220002