会社で手土産をもらったとき、「感じのいい人」はとっさに何をする?

会社で手土産をもらったとき、「感じのいい人」はとっさに何をするでしょうか?
それを語るのは、「感じのいい人」に生まれ変われるとっておきのコツを紹介する書籍『気づかいの壁』の著者・川原礼子さんです。職場で困っている人を見かけても、
「おせっかいだったらどうしよう…」と躊躇したり、「たぶん大丈夫だろう…!」と自分に言い訳したり……。
気づかいをするときには、つい「心の壁」が現れてしまい、なかなか一歩が踏み出せないことが、あなたにもあるのではないでしょうか?
この連載では、「顧客ロイヤルティ(お客さまとの信頼関係づくり)」をベースに、ビジネスセミナーへの登壇やコミュニケーションスキルの研修講師を通して、
全国200社・2万人以上のビジネスパーソンに向けて教えてきたノウハウを、さらにわかりやすくお伝えします。
本稿では、本書には入りきらなかった「気づかいのコツ」について紹介しましょう。

● 「手土産」をもらったら

オフィスにお客さまを迎える機会も増えてきました。「共有」の気づかいですね。
久しぶりにお客さまを迎えるとき、相手が「お菓子の袋」をさげていることもあるかと思います。
手土産を手渡されたときに、気の利いたお礼の言葉はないかと考えたことはないでしょうか。
その場で一回、見送る時に一回、「ありがとうございました」と伝えるのが精いっぱいだと思います。

あなたが訪問者として手土産を用意するときを想像してみましょう。
早めに会社を出てデパ地下などに立ち寄り、訪問先の人数を考え、美味しそうで日持ちする菓子を選んでいませんか?
経費とはいえお金を払って購入してきています。
「喜んでもらえるかな」という小さな不安もあるかと思います。

● この一言が出るかどうか
手土産を渡されたとき、「自分が嬉しい言葉」は、やはり「ありがとうございます」です。
そしてもう一つアクションをプラスして、相手の厚意を周りと共有してみましょう。
それは簡単です。

その場で「〇〇さんからお土産をいただきました!」と、周囲に呼びかけることです。
https://news.yahoo.co.jp/articles/882cdced179f27245ca0616300ccad60d076bc9d