福島第1原発の停電原因、掘削で深さ誤り、送電ケーブルを損傷
2024年04月26日 09時00分
 
 東京電力福島第1原発で24日に停電が発生し、処理水海洋放出の一時停止につながった問題を巡り、東電は25日、協力企業の作業員が掘削作業で深さを誤り、送電ケーブルを損傷したことが停電の原因だったと発表した。

 東電によると、作業員は高圧送電ケーブルを通す埋設された管路を補修するため、コンクリート舗装面を剥がす作業をしていた。コンクリートの下に砕石がないのにあると思い込み、約40センチほど掘り進め、ケーブルを傷つけた。東電や元請け企業も同様に思い込んでいた。作業の手順書には「舗装を取る」とのみ記載されていた。



https://www.minyu-net.com/news/news/FM20240426-853305.php




>東電の小野明副社長・福島第1廃炉推進カンパニー最高責任者は25日の会見で「電気を送る会社が電気に関してトラブルを起こしたことは重く受け止める。リスクに対する見込みが甘かった」と謝罪した。

https://www.minpo.jp/news/moredetail/20240426116117