ゴールデンウィーク期間中はどこも割増料金。この時期の訪日を選ぶ外国人客は、これまで多くなかったのですが、どうしてでしょうか。
スイスからの観光客:「スイスの私たちからみれば、円がとても安いので、よそと比べてあまり高くは感じません。GWが高い時期でも、そこまで高くはないです」
アメリカからの観光客:(Q.いまは円がとても安い)そうですね。いいサプライズでした。お土産などを詰め込むためだけのスーツケースも調達しました」
イタリアからの観光客:「為替レートがお得だし、食べ物も安い。8年前にも、東京に来たが、いまの方が安いですね」
カナダからの観光客:「(Q.ホテルの値段は)とても手頃です。豪華でローカル感もある。銀座のホテルですけど」

世界中が異常な物価高に見舞われ、日本も例外ではありません。それでも、34年ぶりという急激な円安が追い風となり、外国人観光客からは「物価高を気にしない」という声が多く聞かれました。

逆に、日本人の意識の変化のほうが大きいかもしれません。今年のゴールデンウィークの動向調査によりますと、平均予算額は大きく減少しています。コロナ前と比べると、2万円近くダウン。リベンジ消費よりも、物価高の影響のほうが色濃く出ています。

街で聞きました。
「(Q.今年のGWはどう過ごす)全く何も予定なく家でゴロゴロ。旅行に行くと費用が高いし、混んでいる所に行きたくない」
「人疲れしちゃいそうなので、この期間は避けて別の日の楽しもうかと」
「ウォーキングかドライブか。家でテレビを観ながら飲みます」

https://news.yahoo.co.jp/articles/77bd5b059e08ffc6056c1c4d56e37452c6a9b84e