米大統領選でバイデン氏「そう、年齢が問題になっている」「私は6歳児と争っている」
米国のバイデン大統領(81)は27日、ホワイトハウス記者会主催の毎年恒例の夕食会で演説し、11月の大統領選で再び対決する見込みのトランプ前大統領(77)を皮肉るジョークで会場を沸かせた。
夕食会は大統領がジョークを交えて演説するのが定番となっている。大統領選で高齢が不安視されるバイデン氏は自虐的に年齢ネタを持ち出し、「そう、年齢が問題になっている。私は成人男性で、6歳児と争っている」と述べてトランプ氏を「子供扱い」した。
トランプ氏とは「年齢が私たちの唯一の共通点だ」と強調した。トランプ政権で副大統領だったマイク・ペンス氏が不支持を表明していることを踏まえ、「私の副大統領は支持してくれている」と違いもアピールした。

会場となったワシントンのホテル周辺では、イスラエル軍のパレスチナ自治区ガザへの地上侵攻に抗議する大規模なデモが開かれ、厳重な警備が敷かれた。

https://www.yomiuri.co.jp/world/uspresident/20240428-OYT1T50044/