全国のファン集まる「レトロゲーム」店が焼失 CFに成功、再建へ

「ゼビウス」「スーパーハングオン」など30~40年前のアーケードゲーム機をそろえ、全国からファンが足を運んだ青森県十和田市の「レトロゲーム秘密基地」が2月に火災で焼失した。再起を図る店主の鳥居秀憲さん(52)がクラウドファンディング(CF)を呼び掛けたところ、4月20日の開始からわずか5日で目標額の1000万円に到達。「支援いただいたみなさんに感謝の言葉しかない」と前を向き始めた。

今後はゲーム基板を再び収集しなければならず、再起への道はまだ遠い。それでも鳥居さんは「自分1人だったら立ち直れなかった。3年以内には再建させたい。気心知れたお客さんや家族連れがほっとできる空間を再び作りたい」と話している。CFは5月30日まで受け付けている。

https://mainichi.jp/articles/20240428/k00/00m/040/079000c