ベタつく髪・パジャマ姿…「おぞましい通勤コーデ」が中国の若者たちの間でブームに
https://www.chosunonline.com/m/svc/article.html?contid=2024042580170

 「3日間頭を洗わず、ベタついた髪をゴムで縛り、
パジャマの上に母親の綿入れを羽織れば、出勤コーデ完成!」

 中国の20代男性は今月初めから中国版ティックトックの抖音(ドウイン)に
「おぞましい出勤コーデ」の紹介映像を投稿している。
男性は「洗顔だけが出勤時に唯一の礼儀」
「気に入らない服は捨てず、出勤時に着よう」などといった助言をしている。

 中国の青年たちの間で今、「おぞましい出勤コーデ」がブームだ。
中国では長期化する景気低迷の中で低賃金でつらい労働に疲れた若い世代が会社で身だしなみの管理をやめ、
不満を表明しているのだ。
何もしないことで国家と社会に消極的に抵抗する「躺平(タンピン、じっと横になり何もしない)運動」が
会社にまで浸透したと受け止められている。
米ニューヨークタイムズやCNNなども
中国で「不快な服装」で出勤する文化が広まっている点を連日報じている。