【ロサンゼルス25日】卒業生総代のスピーチ中止をめぐる論争や親パレスチナ派デモで渦中のUSC(南カリフォルニア大学)は25日、5月10日に予定されていた卒業式を「新たな安全対策に伴い」中止すると発表した。

 これら2024年度の卒業生の多くが2020年に高校を卒業しており、コロナパンデミックで従来の高校卒業式も中止になった世代。

 USC側は先週、バイオメディカル・エンジニアリング専攻で卒業生総代に選ばれていたアスナ・タバサムさんのスピーチを禁止すると発表。タバサムさんが反ユダヤ主義的、反シオニスト的なレトリックを助長するリンクや見解をソーシャルメディアに投稿していたことが理由とされる。

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