4月1日現在の秋田県推計人口が公表された。
ついに90万人を切る。100万人を切ったのは最近2017年。わずか7年で10万人(10%)が減った。戦争や災害の影響を除けば、州・県単位でこの減少ペースは世界でも類がないのではないか。ただこれに驚いていてはいけない。前年同月比増減率-1.82%を見てほしい。

人口は指数関数的に減る。減少(青線)はゆるやかに見えるが、増減率(赤線)は90年代は年-0.5%手前だったのが急激に落ち、いまや-2%の大台に迫る勢い。つまりこれから先の減少は加速度的にエグいことになる。たった20年後には60万人まで減り、高齢化率も50%台になるという予測されている。

人口学者が予測したとおりに減っており、将来もそうなる。雇用創出、若者呼び寄せ、子育て支援とか小手先の施策ではどうにもならない。

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