不作のカカオ豆、初の1万ドル突破…チョコレート価格上昇の可能性も
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【ニューヨーク=小林泰裕】26日のニューヨーク市場で、カカオ豆の先物価格(期近物)が一時、初めて1トンあたり1万ドル(約150万円)を突破した。主産地である西アフリカでの不作が主な要因で、供給不足は数年続く恐れがある。チョコレート価格の上昇につながる可能性がある。

カカオ豆の先物価格は昨年末に同約4200ドルで推移していたが、今年に入って2倍超に上昇した。主要金属の銅の先物価格(1トンあたり約9000ドル)を上回る水準となっている。

世界のカカオ豆生産の約6割を占めるガーナとコートジボワールで今年、天候不順と病害により生産量の減少が見込まれている。国際機関によれば、2023〜24年シーズンの供給不足は37万4000トンと前シーズンの5倍に達する見通しだ。

暴落が開始した模様
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