大型連休も後半となり、行楽地やふるさとなどに向かう人たちの混雑は3日がピークとなる見込みです。
新幹線の下りでは満席が多くなり、高速道路も20キロを超える渋滞となっています。

JR各社によりますと新幹線の下りの混雑は3日がピークで、東海道新幹線は、すべてが指定席になった「のぞみ」を中心に、午前中に東京駅を出発する下り列車がほぼ満席となっていて、ことし3月に金沢・敦賀間が延伸開業した北陸新幹線や、東北新幹線でも、午前中、東京駅を出発する多くの下り列車で自由席の乗車率が100%を超える混雑となっています。
また、高速道路の下り線の渋滞も3日から4日にかけてピークになる見通しで、日本道路交通情報センターによりますと午前11時半現在、
▽関越自動車道の下り線で埼玉県の高坂サービスエリア付近を先頭に23キロ、
▽東北自動車道の下り線で埼玉県の久喜インターチェンジ付近を先頭に21キロ、
▽東名高速道路の下り線で神奈川県の海老名サービスエリア付近を先頭に17キロ、
▽中央自動車道の下り線で神奈川県の相模湖インターチェンジ付近を先頭に13キロの渋滞になっています。
さらに国内の空の便の下りもやや混雑していて、国内線の下りの予約率は、全日空で76.5%、日本航空で75.5%となっています。
全日空では、すべての国内線をあわせた3日の予約はおよそ12万人だということです。

https://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20240503/1000104336.html