選手村跡地「晴海フラッグ」のタワーマンション 投資目的の応募 制限したはずが…

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早速タワマンの建設が進む晴海フラッグの現場を訪ねました。
マンション群には住民が続々と入居し、敷地には新たな小学校も作られました。
販売事業者によると、予定される入居者は1万2000人。まさに新たな街が誕生したかのように感じます。

これまでの経緯は

私たちはこの晴海フラッグのマンションを1年以上取材にあたってきました。
それは、ここが「不動産投資の場になっている」という話を聞いたからです。
不動産投資は一般的な取り引きですが、ここが選手村跡地、つまり公有地だったことや、東京大会のあと、ファミリー層向けの住宅として供給する目的だったことを考えると違和感がありました。
実際に取材すると、資金力のある投資家などが転売目的で多数の部屋に申し込み、平均倍率は70倍を超え、人気の部屋は266倍に達する事態になっていました。

https://www.nhk.or.jp/shutoken/wr/20240411a.html