北方水滸伝の楊令殿があまりにも完璧すぎる。これもう百八星いらないだろ… [122319879]
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楊令(青面獣・幻王)
林冲騎馬隊総隊長、楊令伝では新生梁山泊頭領。1097年生まれ。身長 - 175cm、体重 - 65kg(梁山泊加入時)。
(水滸伝)賊徒に目の前で両親を殺され、言葉を失った孤児。楊志に拾われて養子となる。楊令という名前は楊志の祖先である楊業の別名・楊令公に由来する。新たな親である楊志や済仁美とのふれあいで言葉を取り戻すが、青蓮寺・王和の軍の襲撃で二人を喪い、心に深い傷を負い、ふたたび言葉を失う。なおこの際、楊志の青痣と同じ位置に火傷を負い、後に父と同じ綽名で呼ばれる由来となっている。
楊志の死後は二竜山で暮らし、林冲とは男と男の、秦明とは親子としての交流を持つ。その後、魯達に伴われて王進の下へ預けられる。童貫との決戦中の梁山泊に現れ、晁蓋以下の百九人に次ぐ百十番目に入山(本人の意志で名札は作らず、楊志の名札を黒字に戻した)。父から受け継いだ吹毛剣(すいもうけん)を得物に、皇甫端から与えられた雷光(らいこう)を愛馬とし、17歳の若さで騎馬隊などの指揮を担当。また女真の地に赴いた際に阿骨打と出会っている。能力・性格共に非の打ち所がなかったが、それを不安視する者もいた。
最終決戦では林冲亡き後の騎馬隊を引き継ぎ、童貫に手傷を負わせるも惜敗。生きる意味が分からなくなり、答えを求めてたどり着いた崩壊寸前の梁山泊で宋江と対話し、「替天行道」の旗を託され、最後に宋江の自害の介錯を行った。そして、志と生きる意味を見つけるために脱出する。
(楊令伝)遼の地で幻王を名乗り阿骨打が率いる金の勃興に協力していた。宋江から託された志の意味を見出し、梁山泊の新たな頭領として迎えられる。林冲が率いていた黒騎兵を再興し、梁山泊最強の部隊として指揮する。
前作での童貫戦後は強さや志の意味を求めて苦悩し、冷徹で容赦のない激しい性格だったが梁山泊帰還後は明るさを取り戻していく。育ての親である楊志、秦明を失っているトラウマから、親子の死に関わる事象に遭うと錯乱し敵陣へ飛び込もうとしてしまうが、後に少しずつ克服。
当初は宋を倒すまでが自分の仕事で、その後のことは梁山泊の同志に任せる、という意思を示していたが、梁山泊を国家として建設することが自分の仕事であると考えるようになる。
童貫を倒した後は東西交易による歳入の確保や自由市場構想など、経済・物流による天下統一の構想を抱き実行に移すが、天下についての同志達との齟齬に悩む(理解はされず)。そして、替天行道の志は梁山泊という国家を守るのではなく、歴史の中で繰り返されてきた権力や国家のありようを超えた新しいものを生み出していくことだと思い定める。誰も思いつかない新たな国家論で統治して行く。
>>5
原典のヤバいやつをあそこまで良いキャラにした作者すごいよな 河川氾濫で全て壊滅って、文字通りぶち壊しだったよね
漫☆画太郎かよ 最後あっさり部下にやられるがそこもなんか儚くて好きやったわ
>>7
史実に合わせるために荒技つかったよな
>>8
北方のキャラって死にそうにないのに逝くときはあっさり逝くからそこが緊張感あっていい
>>3
久しぶりに最初のほう読み返したら面白くてスレ立てた
>>4
楊令の実の親は殺されてる 水滸伝の悪漢のイメージが濃い頃が面白く、誰もが北方ヒーローになってから面白くなくなったような記憶ある。
元々の水滸伝が梁山泊に集まるまでが面白く集まってからは面白くないからかもしれないが
>>11
水滸伝の原典は集まっといて宋に降るっていう台無しな展開だったよな
北方水滸伝は個性ある好漢が軒並み水滸伝で死んでいったのに、楊令伝で出てくる新世代に個性がなかったのが残念だった
黄信とか生きてれば楊令殿に対する読者の違和感代弁してくれたと思ったんだけどな 北方謙三さんは南北朝時代もネタにされているので面白いと思って「武王の門」「破軍の星」とどっちを先に読んだか覚えていないのだけれど、
どちらも最後の方は主役が同じような格好良いキャラになってしまい、水滸伝の楊令にもそんな風ありで ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています