当直中に職員が飲酒、熊本県高森町が警備会社に業務委託「職員を置かなければ飲酒問題起きえない」
5/9(木) 9:31配信
熊本県高森町は4月から、職員の飲酒が明らかとなった当直業務を警備会社に委託した。以前から計画していたが、飲酒問題を受けて対応を早めた。同様の問題が発覚した同県南阿蘇村も6月から委託する。
高森町では、夜間の電話は警備会社に転送される。土日祝日と年末年始の日中は職員が滞在し、死亡届や婚姻届といった行政手続きに対応する。3月まで夜間の当直は、男性職員が2人態勢で担当していた。
町は今年度一般会計当初予算に関連経費約300万円を盛り込んだ。町総務課は「職員を置かなければ飲酒問題は起きえない」としている。
南阿蘇村は6月1日に開始する予定。関連経費は約500万円で、村総務課は「職員の負担軽減のため(飲酒問題が公になる前の)昨年11月に予算案に計上していた。飲酒問題とは関係ない」としている。
町や村では昨年12月から今年1月にかけ、職員による当直業務中の飲酒が明らかとなった。
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