古代日本にユダヤ人がやってきたという仮説はすでに明治時代から唱えられているが、いよいよ否定し難い「物証」が発見された。千葉県の九十九里浜近くの柴山古墳からは、ユダヤ人を模したとしか考えられない埴輪がいくつも見つかっている。

 以下の写真を見ていただいたら一目瞭然だが、丸い庇(ひさし)のついた高い帽子、美豆良(みずら、髪を左右に分け,毛先をそれぞれ耳の辺で結び束ねるスタイル)、高い鼻、長い顎髭(あごひげ)。まさにユダヤ人そっくりの容貌である。

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土着の日本人が渡来したユダヤ人を見て作ったか、あるいはユダヤ人自らが作った埴輪であろう。いずれにせよ、田中英道・東北大学名誉教授は近著『発見! ユダヤ人埴輪の謎を解く』で、「それは、古墳時代と呼ばれている時代に日本にユダヤ系の人々がいたことを端的に示すもの」[1, p8]と指摘されている。

 また近年の遺伝子研究でも、ユダヤ人と日本人の間に共通の遺伝子が見つかっている。日本人男性の40%近くが「YAP」と呼ばれる特殊な遺伝子配列を持つ。YAP遺伝子は、中国人にも韓国人にもほとんどみられない、アジアの中でも大変珍しいものだ。

 ところが、このYAP遺伝子をユダヤ人の20~30%が持つという。古代にユダヤ人が日本にやってきたと考えれば、この遺伝子上の共通点の説明もつくのである。

 ユダヤ人渡来説は、いままでトンデモ説のような扱いを受けてきたが、これらの埴輪やDNA分析結果を見ると、いよいよユダヤ人渡来説を史実として認めざるを得ない段階に来たように思える。

 そう思って、従来のユダヤ人渡来説を見てみると、トンデモ説どころか、『日本書紀』や神社の様式・儀式などでも、説得力のある根拠が揃っている事が見つかる。

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