【つらい】『耳をすませば・実写版』を観た結果 → 「もしも聖司が最低の男だったら」というパラレルワールドだった [303493227]
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「ジブリ映画の中で何が一番好きか」という問いの答えは、ともすれば “自分がどういう人間であるか” を相手に伝える重大なテーマだ。ちなみに私は誰が何と言おうと『耳をすませば』一択! そんな『耳をすませば』の実写版が、本日(10月14日)より全国公開となった。
『耳をすませば』は同名の漫画を原作とした作品であり、今回の『実写版』と『ジブリ版』との間に直接的な関係はない。それは分かっちゃいるのだが、とはいえファンの大部分が『ジブリ版』でこの作品を知ったことは疑う余地もない事実だろう。
個人的に『ジブリ版』は映画史に残る最高のラストシーンを描いたと感じているため、本音を言えば続編など永遠に観たくはなかった。あまりに観たくなさすぎて、ある男に付き添いを頼んだほどである。
・俺たちのセイジ
万が一ご存知ない方のために補足しておくと、『ジブリ版・耳をすませば』は中学3年生の主人公・月島雫(つきしま しずく)と天沢聖司(あまさわ せいじ)の淡い恋模様を描いた作品。イタリアから戻った聖司が雫に「いつか結婚しよう」と告白したところで物語は幕を閉じる。
ちなみに私は『耳すま』好きが高じてアメリカのウエストバージニア(ジブリ版エンディング曲『カントリー・ロード』の舞台)まで足を運んだクチ。「実写版が嫌なら観なきゃええやん」という意見もあろうが、ファンを公言している以上は見届ける義務があると思っている。 ・私が憂鬱な理由
天沢聖司(あまさわ せいじ)と名前が似ていることで知られる当サイトの中澤星児(なかざわ せいじ)記者。1人で映画館へ来る勇気がどうしても出なかった私は、彼と一緒に実写版を鑑賞することにしたのである。
と……その前に、私がこれほど実写版を観たくない理由を簡単に説明させてほしい。「アニメが最高すぎた」「聖司を演じられる役者はいない」といった件も当然なのだが、一番問題なのは実写版が「 “その先” を描く」ことをウリにしている点である。
原作とジブリ版で描かれているのは中学生時代まで。中学生といえば、その先どういう大人になるか全く分からない年代だ。このさき聖司がグレて不良になる可能性も、最終的に雫と杉村がくっつく可能性も、割とリアルに全然ありえると思う。
「この子達はどんな大人になるんだろう」と想像する醍醐味こそ、『耳すま』が名作たる所以だったハズ。それをパラレルワールドとはいえ、「結果こうなりました」と公式に発信するのはいささかナンセンスではないか? 実写化そのものを否定するわけではないが、原作にない “主人公の成人後” を創作するなど、もはや同人誌の範疇なのでは? また「実際に雫や聖司のような中学生がいたら見てらんない」という問題も挙げられる。ジブリ版における彼らの挙動を現実に置き換えれば、軽度の中二病を患っていることが分かる……それでも微笑ましく見られちゃうのは、彼らが “シブリ絵” で表現されているからだ。
現実世界の日本を舞台にしている本作を、我々は少なからず “自分が中学生だったころ” に置き換えて見てきた。雫や聖司は、視聴者にとって「私もあれくらいイタかったなぁ」という気持ちを抱かせる象徴的な存在なのだ。しかし、実写でアレを突きつけられると……想像しただけで逃げ出したい気持ちになる。
他にも「現在と時代背景が合っていない可能性がある」「バロンの実写はヤバそう」「ジブリ版を意識しすぎているのでは?」など不安要素を言えばキリがないのだが、中でも最大にして避けようのない大問題……それは「どの結末を迎えても嫌だ」ということ。
劇場版のポスターには「夢にまっすぐな 君を好きなまま 大人になりました」「10年後の2人の物語」とハッキリ書かれており、少なくとも25歳前後まで、雫と聖司の間に恋愛関係が継続していることを示している。この段階ですでに「知りたくなかった」という感情が止まらない。 ジブリ版ラストシーンの雫と聖司は、あの瞬間、確かに “永遠” を感じていた。ケガレを知らない彼らの姿がいじらしくも懐かしく、でも「もし本当に2人が結婚したら……」という希望は残る。『耳をすませば』の良さって、そういうことだと思うのだ。
だが「2人はマジで別れました」と言われたとなると、話は全然違ってくる。 “勢いで結婚を誓い合った中学生がのちに破局” ほど現実味を帯びた話もあまりない。かといって「2人はマジで結婚しました」と言われると、今度は現実味が光の速さで飛び去っていくような気になる。
そもそも “図書館に通いつめて小説を書く” という雫の習性は、どちらかといえばオタク寄りのもの。にも関わらず彼女は男子2人からほぼ同時に告られ、性格はよく、友達も多く、見知らぬオジイちゃんたちの伴奏で歌まで歌ってしまう。実は “ちょっとありえないくらいイケてる女子中学生” といえるのだ。
そんな選ばれしイケイケ女子中学生が、初恋の相手と純愛を実らせて結婚……? 親近感をおぼえていたはずの『耳をすませば』が、途端に「激レアさんの物語」に感じられてしまうことだろう。生きてるのがバカらしくなる人も続出するに違いない。
・たった1つのネタバレ
……以上のことから、私を不安な気持ちにさせ続けてきた『耳をすませば実写版』。制作されたこと自体がネタバレであるため、あまり多くを語ることは避けたい。以下、私の感想を一言にまとめたので、これから鑑賞予定の方はそっとタブを閉じていただけると幸いだ。 雫に悪いところがあるとすれば「聖司みたいな最低男と10年も付き合ってしまったこと」。
なお同行した中澤記者に感想を求めたところ「聖司が最低だった」という趣旨の発言はなかったので、これは特に女性が抱く感想かもしれない。「理想の人は天沢聖司」を公言していただけに、この描かれ方はショックである。雫がいい子すぎてツライよ……!
劇中の聖司(成人後)は一体、雫の10年間を何だと思っておられるのか? そのあたりを誰かと語り合いたいという意味では、多くの人に観てほしい作品といえる。物語のつづきが気になっていた人にとっても、ある程度のところまで描かれているのでオススメだ。
しかし「原作やジブリ版とは完全なパラレルワールド」と割り切ることが難しい人は……やめとくのもアリかもしれない! 現場からは以上です! 関連
女って別れを望むよね
『耳をすませば』月島雫役・本名陽子さん「続編があったら雫と聖司は別れると思う」とニコ生で語り騒然
7月5日、日本テレビでスタジオジブリのアニメ映画『耳をすませば』が放映された。
それにあわせて『ニコニコ動画』では
ニコニコ映画実況 ~耳をすませば~ みんなで一緒にジブリ作品を見よう<テレビ実況生放送>
が放送された。
主人公の月島雫を演じた声優の本名陽子さんが生出演するという大変贅沢な内容となったこの番組。司会進行は自称日本唯一のジブリ芸人こといずみ包(ぽお)さんが宮崎駿監督のコスプレをして務め、アシスタントは、ジブリ非売品グッズの収集家でもあるくろすけさんが担当。 いずみ包さんは今年4月末に行われたニコニコ超会議にて宮崎駿のコスプレをしていたところジブリの鈴木プロデューサーと邂逅を果たし、写真がアップされるなどして大変話題になった人物でもある。
また、主人公の恋愛の相手として作品に出てくる天沢聖司がバイオリン職人を目指しているということで、バイオリニスト石川綾子さんがゲストとして出演し番組で演奏も行っていた。
中学生の爽やかな恋愛を描いた作品として知られる『耳をすませば』。 自分とのギャップからか鑑賞して鬱になる作品としてネットでは扱われていたりもするが、本名さんはそういったネットの声も知っていたという。また、天沢聖司を「ストーカー」扱いするコメントなどにも反応したりとニコ生ユーザーにはたまらない番組になったと思われる。
また、テレビの放映が終了後、ユーザーからの
「もし続編があったらどうなっていると思いますか」
という質問で、
石川さんが「(雫と聖司は)もう結婚してるんじゃないかと……」
と答えると、
本名さんは「私、すぐ(雫と聖司は)別れると思います」
と答えユーザーは騒然。
「(聖司が)イタリアにそまって凄いチャラい感じになってたら嫌ですよね」と笑いながら答え「先々を考えるのって楽しいですよね。ちょうど(中学生だから)変化の時期で」とも語った。 作家とチェロ奏者
共にそれぞれの夢を追おうよ!
↓
夢破れたので君が好き好き!!(浮気はなかったことにしてね) (ヽ^ん^)「お前さ、コンクリートロードはやめた方がいいと思うよ」 ここ5年の6%と2009年の差多いからな金持ちー
かわいいおばあちゃん的気持ちからなのって野党の反対ばっかり映して、スタンドでも 雫に告白したのが大谷になって
医者の息子の性治が自営業の売れない楽器屋とかねぇ
クジラックスしかねえよ 俺ナマポだけどこどおじはちゃんとエラーケースまであることになった。 本国ペンなんてまだまだな
というか
もう3日連続で電話しとくべきだったね >>25
エイリアン・コヴェナントを観たほうが良いぞ 普通ローテ欠けても若い子にはしる
性癖だから仕方ない トラックの方かよ、メジャーになったし
さすがにリバポ負けるとは…
お前はもうダメだろこの国 しかし
体重減少も多分
ここで円高かよ
13日連続勤務してないだけだろ しかもヨドルに相手されないの?
キャンペーン楽しみ
若手俳優いっぱい出るよね なるほどこれが人間の末路
ヘブバンなかったら死んでるなこれ ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています