>>233
このスレの文脈ではすでに解説したように
カフカが実存主義の作家であり
現代においてその実存主義が最も色濃く社会に影響をもたらしているのが
ジェンダー思想であることは自明
これはどんなアカデミックの場でも当たり前の話

そしてこのジェンダー思想の原点といえる第二の性とは
ボーヴォワールの表現であることは
もはや歴史の教科書に載るほどの重大な出来事で
その旦那が実存主義の大家であるサルトルであることを含めても
こうなる

「現代社会においてカフカを読み解くときジェンダー思想は不可分であり
その始祖たるボーヴォワールと旦那は実存主義作家カフカを語る上で
切っても切れない関係にある」