高知市は10日、スポーツ施設や公園など市所有の施設に、企業などが有料で名称を付けるネーミングライツ(命名権)を県内の自治体で初めて導入すると発表した。中央公園(帯屋町1丁目)や、わんぱーくこうち(桟橋通6丁目)、市総合運動場(大原町)=写真=など34施設。6月から公募し、年間契約で計3千万円の収入を見込む。

 命名権は自治体の収入源となり、企業側も宣伝効果が見込める。四国では、大塚製薬が徳島県の鳴門総合運動公園を「鳴門大塚スポーツパーク」と名付けた例がある。

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