「何があろうと人を殺すのは絶対によくない。その前提のうえで」という前口上すら最早信じることができず、「世の中には殺されても仕方がないやつがいる」よりその上の段階「殺されるべき存在がいる」という段階にまで、ある種の人びとの価値観が揺らいでいる感じがする