日本共産党の、はたやま和也衆院比例予定候補は9日、札幌市内に通う大学生のインタビューに答えるなどして交流しました。

 学生たちは、各政党を取材しリポートを発表するという授業の一環で、日本共産党北海道委員会を訪ねました。

 学生は、「前回のゼミで資本主義が利益第一を追及することで自然などを搾取する仕組みがあり、地球温暖化が悪化していることを学んだところです」と話し、党の綱領や経済再生プラン、気候危機を打開する2030戦略、日米安保条約や科学的社会主義など、党の政策や考え方について質問を寄せました。

 はたやま氏は、日本社会が行きづまっている根本原因として、財界や大企業への行き過ぎた優遇や、アメリカ言いなりの従属関係を指摘。歴史や公文書をひもといて、在日米軍は日本を守る立場にないと明かし、「従属関係ではなく対等平等の友好条約へ切り替えよう」という党の主張や、新しい国際的な枠組みとして東南アジア諸国連合(ASEAN)との連携・協力の必要性を強調しました。

 科学的社会主義について、資本主義の価値あるものを引き継ぎ、利潤第一による地球環境の破壊や貧困と格差の拡大を解消し、労働時間の短縮で人間の自由が花開く社会を目指していると語りました。

 学生は、「ポスト資本主義について社会主義・共産主義の内容はとても参考になりました」と述べました。

https://www.jcp.or.jp/akahata/aik24/2024-05-11/2024051104_03_0.html
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