今回の補欠選挙で選挙妨害がたびたび起こりました 警察による処罰はできないのでしょうか
また枝野さんは演説中などで身の危険を感じたことはありますか
同じように今回の補選東京15区で発生した選挙妨害についてその問題点となど
枝野さんのご見解を伺いたく思います
街宣車を執拗に追っかけ回す行為など常軌を逸して憤りを感じるのですが

ということでご質問にもあった通り東京15区江東区区の選挙ではですね
とある候補者の陣営がですね明らかに私も動画等で見ましたが
自分の訴えをするとかですねたまたまあの同じ時間同じ場所で
街頭演説の予定がぶつかってしまってそこでトラブになるとかですね
というレベルではなくて意図的に他陣営の街頭演説の妨害をする
で逃げて違う場所に移ろうとしたら我が党の仲間もされましたが追っかけてきて
カーチェイスになるという常軌を逸することがありました
でこれに対しては法改正が必要だみたいな話が出ていますがしかし現行法でも警察は対応できます
選挙の自由妨害罪は主体が誰であっても成立しますので
立候補した候補者本人やその陣営が行った場合でも選挙の自由妨害は犯罪として成立をします
今回は警告止まりだったそうですが初日これ乙武さんの陣営に対してだったと思いますが
初日の第一声のところからひどいことやっていましたので私はそれが2日3日続いたところで
検挙しても良かったという風に思っています
もちろんですね警察としてはこれで検挙したらそのことが選挙妨害だという
裁判その他起こされるまそうしたトラブルは嫌なのでできれば行政指導的にですね
さすがにやりすぎだろうということで警告で留めてということの気持ちは分かるんですが
あまりにも今回ひどいのが結局最終日だけはほとんどなかったようですが
それまで最終日前日まで繰り返されたということでありますので
これ法改正はいりません現行法で警察がきちっとやればいいだけですまあ難しいです
やりようによってはそれでまさにその権力の側が警察権力使ってですね反対陣営への妨害をすると
ロシアなんかで事実上そんなことやってるわけでそうしたことになってはいけないんですが
今回のように明確にですね動画なども全国に拡散を自分たちでさせてるわけですが
こうしたところでなおかつ警告をすぐにして初日のうちにしてそして3日ぐらい
続いたところでは僕は警察が捜査権行使しても良かった事例で
なんか変に法改正みたいな話にするとまた表現の自由との兼ね合いとかということが
議論が色々混乱するので私はやっぱりそれが正しい判断だったんじゃないと思いますが
警察は警察で手を出しにくかった気持ちは分かります
今日のニュースによるとこの妨害をした側がの警告を発したことについて選挙妨害だと
警視庁が警告出してると思いますので警視庁なのか選挙管理委員会に対してなのか
警告に対して選挙の自由妨害ですからこれは多分警察だとと思います
警視庁東京都に対して損害賠償請求の裁判を起こしたという過去形で今日報道してましたね
もしそうならばまこの裁判できちっと司法判断出してもらえば次回からは警察が動きやすく
なるんじゃないのかなということは期待をしたいと思っております