【教育】 「ニート、フリーターは2億円損」「えーっ!?」…小学校で「ニートなどの予防授業」★4

1 ☆ばぐた☆ ◆JSGFLSFOXQ @☆ばぐ太☆φ ★ off_go@yahoo.co.jp 2006/07/02(日) 23:43:28 ID:???0
・ニートやフリーター。背景はそれぞれ異なるが、正社員に比べて生涯の経済的な格差は大きい。彼らの現実を知り、将来を考えてもらおうという授業が小学校で始められている。

「一生バイトをした人と正社員と、給料の差はどれくらいになるか? 二百万、二千万、二億。一つ選んで」。

答えは平均で約二億円と告げられると「えーっ、そんなに!?」。子どもたちから驚きの声が上がった。

先月中旬、ビジネス専門学校講師の鳥居さん(40)が総合学習の時間に講義した。内容は

「フリーター・ニートになる前に受けたい授業」。

「フリーターにはボーナスがない」「退職金がない」。鳥居さんは次々とアルバイが“損”な例を示した。

ニートについても「親の甘やかし」や「失敗や挫折」などの背景を挙げ、自立に向けた精神的な支えの大切さや、失敗を恐れず努力することの意義を訴えた。

「フリーターって大変」「苦手な勉強も頑張ってみようかと思った」。

授業が終わった直後に前向きな感想を述べる児童が多く、鳥居さんは手応えを感じた。

ところが、授業後のアンケートで「フリーターになってもいいと思った」と答えた子がいて、驚いたという。

鳥居さんが「ハンバーガーが百円で食べられるのは、安いお金で長時間働いてくれるフリーターのおかげ。すべて正社員なら、五百円になっちゃうかも」と話したのに対して、「ハンバーガーが高くなるのは嫌」と受け止めたのだ。

「子どもは純粋で、ストレートなんですね」と鳥居さんは頭をかいた。中高生には全くなかった反応という。

小学生にフリーターらの話は早すぎるという声もある。しかし、鳥居さんの授業を行った東京都立阪本小の向山行雄校長は、「会社員は満員電車に揺られて、くたびれた中年のイメージしかない子が多い。自由気ままに暮らしている若者をカッコイイと思う子に『フリーターは見かけほど楽じゃない』という事実を伝えるだけでも意味がある」と話す。(一部略)