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回の記事では、新NISA制度がスタートしてからの感触を、つみたて投資のプロフェッショナルである、なかのアセットマネジメントの中野晴啓さんにお聞きしました。ふたを開けてみると「オルカン」ブームになり、それを懸念しているとのこと。今回は「オルカン」を含めたインデックスファンドとアクティブファンドの関係性について伺っていきます。
インデックスファンド時代の終焉が近づいている
インタビュアー 川崎さちえ(以下、川崎):前回の記事では、NISA制度が始まってみたら「オルカン」(オールカントリー)のファンドに集中してしまい、それが懸念点とのことでした。オルカンを買った人は、「え? ダメなの?」と思うかも知れませんが、そんなことはないですよね?
中野晴啓さん(以下、中野さん):「オルカン」は全世界に分散投資ができるインデックスファンドなので、市場の動きそのものに準じた運用成果になります。世界の株式市場全体が世界経済に合わせて上昇傾向をたどるならば、長期的に成果は得られると多います。長期保有を前提に焦らずゆっくりと資産形成をするという視点が重要になってきますね。
ただ、今まではインデックスファンドが合理的な成果をあげられる時代でしたが、それが終わりを迎えると私は考えています。これからはアクティブファンドに注目が集まって、パフォーマンスも出しやすくなるでしょうね。
「オルカン」一強の時代は終わる…その代わりに、じつはこれから大注目の「意外な投資対象」
https://news.yahoo.co.jp/articles/7579721c942229c724fd1f0e292a7d1752844554