【悲報】りりちゃん、20歳の時に結婚し現在も人妻だった [485187932]
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ベトナム人の方とは、大阪城に行ったり、買い物したり、パクチー食ったり、数回 デート というものをしなければならない日々が続きました。
ベトナム人の彼は、デートのたび「ゲンキ ナイネ?ダイジョブ?」と声をかけてくれて優しかったです。私は、(元気なわけ ありますかいな)と思いながらも「うん」と笑顔な私を作りました。ベトナム人の彼の優しさに応えて「たおしいね」なんて はずんだ声も おまけにだしました。
たのしい わけ ありません。私は「デート」なんてうまれてこのかたしたことなかったんです。
令和元年、夏がおわってしまいそうで、ぽっかり寂しげな季節の頃。
私は、1人、平塚(地元)市役所に向かっていました。
私とベトナム人の彼の名前が書かれた、婚姻届を提出しにいくためです。
私は、なんだか わくわく していました。
「結婚」というものに対して、一応女の子らしく、華やかな憧れがあったからです。
「これから、私、結婚しちゃうんだ...」って、現実味のない現実に ドキドキ 胸を高鳴らせていました。市役所に向かうために、自分の足が踏み出す一歩一歩が「結婚」という現実を私に近づけてきました。
市役所について、お仕事中のお姉さんに 婚姻届をだしました。
「みょーじは 私の ”渡邊” のままで」って伝えました。
お姉さんに「手続きおわりました」って伝えられました。
私の結婚が、おわりました。
市役所をでて、「あっけなかったな」って思いながら、歌舞伎町に帰るため平塚駅に向かいました。
私は わかんないけど 帰り道 涙でました。
涙が勝手にあふれでてきて、私の歩く視界のじゃましてきて、うざかったです。「涙だる」とか思って。でも、涙止まりませんでした。
なんかわかんないけど 涙流して 帰りました。
全部 これで よかったんです
(令和6年5月26日(日))
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