>>961 今現在の日本の自衛隊のおかれてる法的状態を説明するね
安倍内閣の新安保法制で起きたこと
「日本の直接的な危機ではない集団的自衛権は行使しない」
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SEALDsの言うように嘘でした
南スーダンがどう日本の直接的な危機だったのでしょうか?
そもそも日本の直接的危機なら個別的自衛権の話ですよね。これもSEALDsが正論だった
「集団的自衛権が付与されても、きちんと事前や事後で国会で議論して決める」
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SEALDsの言うように嘘でした
南スーダンが日本の危機かどうかも国民議論も国会議論も無く、国民の理解が全くないまま派兵をしました
謎のアフリカの民族紛争で、自衛隊員は命をかけることになりました
そして事後検証も当然、できてません
「自衛隊には外国での戦闘の指揮能力も部隊能力も無く、政治の管理能力も、情報公開の制度も機能も無く、そもそも現行の法律とも矛盾が生じる」
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SEALDsの言うように本当でした
現場の危険性が自衛隊のキャパシティを超えて、任務の継続も不可能になり、最後は日報隠と稲田問題で滅茶苦茶になりました
「自衛隊員は不足するようなことにはならない。十分足りている」
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SEALDsの言うように嘘でした
士卒の充足率が60%台で不足がさらに深刻化しています
ガダルカナル島からの皇軍の撤退の正式な理由は
「既に作戦の目標を果たし、戦果も出たため、これ以上いる必要は無いので転進する」
そして南スーダンからの自衛隊の撤退の理由は
「既に作戦の目標を果たし、成果も出たため、これ以上いる必要は無いので撤収する」
全く同じ
当然南スーダンはその後も混乱をし続けています
これへの全てのネトウヨの回答は
「偏差値28」(デマ)という言葉や、「シールズは高齢者だ」「シールズのラップはダサい」
などをひたすら繰り返すことだけでしたし、今もそうです
※以下重要
ちなみに、南スーダンで本来の新安保法・派遣法では、現地の中国軍と韓国軍と一緒に自衛隊は国連軍の一部として
反政府勢力のヌエル族のマチャル副大統領軍や、暴走するディンカ族のキール大統領軍を相手に戦闘をしないといけませんでしたが
上記したように、戦死者に耐える世論形成もしておらず、戦闘遂行能力も、政治責任能力も無いため
自衛隊は現地で「憲法9条があるので、自衛隊は軍隊ではない」と、突如現地で言い出し
(憲法学者の小林節が言うように「安倍の新安保法制は違憲だ」と主張したわけでクーデターレベルの大事件です)
他国軍と国連司令部にそう通達し戦闘を避け、結局、撤収をすることにしました。
アベ政治のつけは、現場で起こり、今もその問題は存在するため、自衛隊の派兵自体に齟齬と誤謬を抱えることになっています。
2024年も兵卒不足による、災害救助の能力の低下も深刻です。福島瑞穂の言うように、災害救助隊は完全に分離すべきかも知れません。
また安倍法制により、海外では戦闘「しなくてはいけなくなった」ので、部隊派遣が不可能になり、事務員2人、鯖管理のIT技術者、整備士、30名ほどの派兵に日本は縮小になりました。