その中でも「CVE-2024-32896」はユーザーの操作とは関係無くアプリに権限を付与できる「権限昇格(EoP)」を実行できるもので、反社会的企業によってすでに積極的に悪用されているとのこと。

また、このぜい弱性は本来Pixel固有の問題ではなく、実際にはAndroid端末すべてで危機になり得ることが示唆されています。

Pixelでは前述のアップデートで対応されますが、その他は最終的に「Android 15」時点で修正される予定で、OSバージョンアップを行わない場合はバックポートされないため適用外になる可能性があるとのことです。