国際通貨基金(IMF)は22日、2024年と25年の世界の実質経済成長率を、いずれも3.2%と予想する「世界経済見通し」を公表した。前回7月時点の予測からほぼ据え置いた。世界経済は物価高(インフレ)を抑えつつ、深刻な景気後退を回避する「ソフトランディング(軟着陸)」の軌道を維持しているようだ。

 日本は前年に活況を呈したインバウンド効果の息切れなどを反映し、24年は同0.4ポイント減の0.3%。中国は、不動産業界の不振や消費の減速により、24年を0.2ポイント減の4.8%とした。

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