農地土壌の現状と課題

2 我が国の農地土壌
○ 我が国の農地土壌は、火山灰土壌が多く母材の性質が不良であるため、
生産力が低いものが多い上に温暖多雨な気候、急峻な地形等の影響で
腐植の分解や塩基の流亡等が生じやすく、地力が低下しがちである。
○ 地力保全基本調査(昭和34年~53年)では、何らかの土壌生産力阻害要因を持つ、
いわゆる不良土壌は耕地全体の52%(水田:約4割、普通畑:約7割)を占めていた。



日本の国土は農業に向いておりません