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https://news.yahoo.co.jp/articles/28e701fdc4228f64dfddf53eb18b958ea16816c2
医師は頭が悪くなければならない」最難関慶應医学部が小論文で「バカの効用」を700字で書かせた理由と解答例
一見、医学と無関係なテーマが問われる理由
学科試験ではないものの、「面接」と同様に万全な対策が必要なのが「小論文」だ。出題される形式・テーマはさまざまだが、代表的なテーマを挙げてみよう。
多いのは医療系のトピックだ。
例えば、2024年度入試の東京医科歯科大(現・東京科学大)は「高齢化に伴って必要となる医療改革」という課題文を読み解いて論述する内容を出題。同じ系統では、東京医科大は「認知症の進行に伴って生じる苦しみ」というテーマだった。医学部専門予備校「D組」校舎長の七沢英文さんは言う。
「医学部志願者であれば、現代の医療の周辺に横たわる重要問題に対してはアンテナを張って、自分なりの考察をしておかなければなりません。課題文をよく理解したうえで、理論的でわかりやすく正しい日本語で表現できていることが大事です」
こうした医療・病気関連のテーマは医学部受験と即シンクロするが、ぱっと見、医学部とあまり関係ないと思われる変化球的な出題の大学も少なくない。
浜松医科大は、「人間関係をコスパで選ぶことの利点・欠点との是非」という課題文の読解。東海大は市民が書いた手紙文コンクールの文を読んで「“普通”とはなにか」考えを述べるという人文的なテーマを出題している。
「他者の苦痛を理解し、共感できるかという、医師に必須なスキルである“人間力”を試しています」(七沢さん、以下同)
この人文系の系譜でいうと、順天堂大の出題は例年、極めてユニークだ。絵や写真を見て6~800字で考えを述べさせるのである。
「写真を見て、あなたがアザラシだったら何を思うか」(21年度)
「数億年後の地球の写真を見て、どのような世界が広がっているかについて考えよ」(22年度)
「特攻隊員達が、出撃直前に記念撮影している様子の写真を見て、この中の1人として、家族に向けての手紙を書きなさい。また、書いているときの心情を説明しなさい」(23年度)
そして、24年度の試験で登場したのは、1976年に米国で撮影されたモノクロ写真。
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