「現在、韓国にとって最大のリスクは大統領自身の存在だ。尹政権を早期に終わらせるためには、辞任か弾劾しか道はない」と李氏は語った。

尹氏は3日夜に突如として非常戒厳を宣布。約6時間後に国会の要求に従って解除した。

その後、韓国国会では5日、野党が提出した大統領の弾劾訴追案が発議された。警察も、大統領を「内乱」の疑いで捜査していると発表した。

尹大統領が所属する与党「国民の力」の韓東勲 (ハン・ドンフン) 代表も6日、大統領の迅速な停職を求めると発言していた。

韓氏はまた、尹大統領が3日の非常戒厳宣布にあたり「国家反逆罪」で主要な政治家らの逮捕を命じたという「信頼できる証拠」があると述べていた。