[バチカン市 9日 ロイター] - ローマ教皇フランシスコは9日、パレスチナ自治区ガザの人道状況は「極めて深刻で恥ずべきもの」と述べ、イスラエルによるガザでの軍事作戦に対する批判を強めた。
バチカン(ローマ教皇庁)に駐在する184カ国前後の外交関係者に行った年次講和で述べたもので、電気がほとんど通っていないガザで冬の寒さにより死者が出ていることに言及したとみられる。
講和文で「民間人に対する爆弾攻撃はいかなる形でも受け入れることはできない。病院が破壊される、国のエネルギー網が打撃を受けるといったことで子どもたちが凍死するような事態は受け入れられない」と訴えた。
一方、反ユダヤ主義を非難するとともに、ウクライナ戦争や世界の他の紛争の終結を呼びかけ、気候変動への懸念を表明した。
講和にはイスラエル大使も出席した。
教皇は講和に出席したが、風邪から回復中のため側近が内容を代読した。