なぜ日本人の小児性愛者はラオスに向かうのか  「10歳児」集めた部屋の異常【東南アジア少女買春の罪(上)】
https://news.yahoo.co.jp/articles/2dc39c80d45ebcc8ebb41c486ee96758156dd35c

 実態を把握するために記者は客を装い、偶然近くにいた日本人客3人に同行する形で売春拠点に入った。客はいずれも30代ぐらいの男だった。

 「この部屋にいるのは14歳で、70万キップだ」。管理人が少女を指さしながら、選ぶように迫ってくる。日本円で5千円ぐらいということになる。少女達はちらちらとこちらに視線を投げながら、またスマートフォンに目を落とす。目から警戒感が伝わってくる。

 部屋の前のげた箱が目に入った。子ども用の靴やサンダルが並んでいて嫌な予感がする。扉が開くと、室内は半分ぐらいマットレスのようなものが敷き詰められていた。そこに小学校高学年ぐらいの少女約10人が寝転がっている。

 管理人は「この部屋にいるのは10歳だ」と言う。驚いて年齢を改めて問うと、手元の電卓で「10」と打って示してきた。

 客は管理人と値段交渉を始めた。150万キップ。日本円換算で1万円程度の金額で折り合った。最初に案内された中学生ぐらいの子たちよりも年齢が下がったことで、価格は倍になった。