安倍晋三元総理の死去から7月8日で1年 ~立憲民主党・野田佳彦元総理に独占インタビュー
安倍晋三元内閣総理大臣が奈良市で銃撃された事件から7月8日で1年となる。安倍元総理の同期で、2022年には追悼演説も行った立憲民主党・野田佳彦元総理はいま何を思うのか---。
未だに感じる安倍元総理の存在感
野田)もう1年経つのだなと思いますし、追悼演説もさせていただきましたが、とても存在感のある政治家でしたので、何となく、いまも存在感を感じる場面は多いです。「こんなときに安倍さんならどうするだろうか」と考えることが時折あります。
畑中)安倍元総理ならばどうするかと。
野田)一方で、2023年2月に岸田総理と予算委員会で対決させていただきましたが、安倍さんと行ったような火花の散る果たし合いのような議論ではなく、暖簾に腕押しと言うか、張りのない形になってしまいました。やはり安倍さんだからよい論戦ができたのかなと、改めて思いました。