南楊州市内のあるベーカリーから「ある男性がパンを盗んで逃げた」という通報が寄せられた。
近くの派出所から警察官が出動し、防犯カメラの映像から、70代男性がパン2個を盗んで逃走したことを突き止めた。
警察は男性の特徴をもとに足取りを追い、身元を特定した。事件発生から2日後、市内の橋の下で男性を発見した。
男性は橋の下にビニールシートで作った住居にいた。地面に発泡スチロールを敷き、古びた毛布にくるまって寒さをしのいでいた。
任意同行された男性は「何日もまともに食べられず、お腹が空いて盗んでしまった」と供述した。