高額療養費制度 上限見直し 患者の負担に配慮した修正案検討

厚生労働省は、「高額療養費制度」のひと月あたりの負担上限額を、ことし8月から段階的に引き上げる方針で、福岡厚生労働大臣は12日、見直しを求めている、がん患者らでつくる団体などの代表者と面会しました。
冒頭、福岡大臣は「特に影響の大きい、長期にわたって療養をしている方の負担感を含め、現場の声をしっかり聞かせてもらい、今後の見直しのあり方について考えるきっかけにしたい」と述べました。
そして、団体側は「治療の継続を断念しなければならなくなる」などとして、引き上げに反対する13万5000人あまりの署名を手渡しました。

https://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20250212/1000114178.html