
GeForce RTX-5070 の性能はRTX 4070 SUPERと同等? 3月発売に延期の可能性
https://gazlog.jp/entry/geforce-rt;x5070-not-good-performance/
1. 前世代モデルとの性能差の不十分さ
- RTX-5070 vs RTX 4070 SUPER:
- ラスタライズ性能はRTX 4070 SUPERをわずかに上回るのみで、レイトレーシングでは逆に劣る。
- 最新GPU(RTX-5070)が前世代の上位モデル(RTX 4070 SUPER)を圧倒できていない。
- RTX-5070 vs RTX 4070:
- レイトレーシング性能の向上幅が10%未満と微増。Blackwellアーキテクチャー搭載にもかかわらず、進化が不十分。
2. 価格設定の矛盾
- 米国価格:
- RTX 4070 SUPER($599)より$50安いが、コストパフォーマンス向上とは言えず、実質的な値下げ効果が薄い。
- 日本価格:
- RTX 4070 SUPER(95,480¥)より13,320¥高額(108,800¥)。¥安を理由とした値上げが批判の的。
3. コストパフォーマンスの悪化
- 性能向上が小幅なのに加え、日本では価格が逆に上昇し、「価格対性能」のバランスが最悪クラスと指摘。
- MSRP(公式希望小売価格)で販売されるモデルが少なく、実売価格ではさらにコスパが低下する懸念。
4. 戦略的な発売延期の背景
- 競合AMDのRadeon RX 9070シリーズに対抗するため、3月発売に延期。
- スペック・価格面で優位性がないため、市場戦略に自信のなさが透けて見える。
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=専門用語解説
・Blackwellアーキテクチャー:NVIDIAの次世代GPU設計。RTX-5000シリーズに採用されたが、RTX-5070ではその効果が十分に発揮されていない。
・ラスタライズ:3D描画の基本技術。RTX-5070は前世代比で進化したが、競合製品やユーザー期待に追いついていない。
・レイトレーシング:光線追跡技術。RTXの最大の売りだったが、RTX-5070では前世代上位モデルにすら劣り、技術的停滞が顕著。
・MSRP:メーカー希望小売価格。RTX-5070は公式価格ですらコスパが低く、実売価格ではさらに悪化する可能性が高い。
・コストパフォーマンス:価格に対する性能比。RTX-5070は日本市場で「値上げ+低性能」という最悪の組み合わせとなっている。